マネーゲーマーという生き方 石田信一著を読みました。出版社はインベストメントカレッジさんです。
著者 石田信一氏といえば
まず、著者の石田信一氏ですが、はじめこの名前を見た時にピンときました。それは、こちらの書籍「維新流トレード術」の著者と同じと気づいたからです。
ということは、タイトルがマネーゲームということから、この書籍はFX関連の本かな?と思い読み進めると中身は全く違うということに気づかされます。
これは、FX投資本ではありません。
では、この「マネーゲームという生き方」について、ネタバレにならない程度に感想を述べさせていただきたいと思います。
そもそもマネーゲーマーというものは何なのか?
マネーゲーマーという言葉はよく聞きそうですが、実はあまり使わない言葉です。しかし、初めて聞いたという感じしなかったというのも本音です。というのも、単にマネーゲームという言葉は既に存在しているし、単にそのマネーゲームをする人を指すものと思ったからです。
マネーゲームと聞いてピンとくるのは、FXや暗号通貨など投資を投機的な部分のみクローズアップしてお金を稼ぐゲーム。このようなイメージです。
そう金持ちの道楽というイメージ。
石田信一氏は維新流トレード術にて、自身のトレード手法を公開しさらにオンラインの投資塾まで開いていることから、またFXで勝てた自慢話が掲載されているのだろうという思っていました。
しかし、冒頭に書かれていたのは、
起業家でも投資家でもトレーダでもない。その姿でした。
つまり、石田氏の日常生活の中でのお金に関する考え方を言語化したものがこの書籍ということになります。
この本で学べること
FXなど金融商品という狭い枠にとらわれない、日常生活の中から考えられる投資手法の考え方。
つまり、著者の石田氏がこれまでFX以外でどのようにして、お金と向き合い、そして投資を行ってきたか。ということが学べます。
具体的に石田氏は自家用車売却においてもこのような考え方をしています。
私は車が好きで、クラシックカーや限定車なども購入してきましたし、
普段からも街乗りに最適な乗用車、趣味の魚釣りやアウトドアで使う専用車、
大きな荷物や工具を運ぶための商用車まで複数台所有しています。
でも、私が車を買うときに考えるのは、
用途や金額だけではありません。私が何を基準にして車を買うか、
答えは、「リセールバリュー」。
つまり、手持ちの車を売るときの再販価値ということです。私が車を購入するときには、
いずれ手放すであろうその車の
下取り価格まで考えて購入しているのです。軽自動車を買うときですら、
私はつねにリセールバリューを心がけます。
たとえば、死ぬまでのあいだに車を10台買い直すとするなら、
下取りに出す車の値段によって、ヘタをすれば
1000万~2000万円は違ってきてしまいます。
新車で買った車を5年くらい乗って売るとしましょう。
そのとき、もともと乗っていた車を購入価格から200万円減で下取りに出せたとしても、
10台買い直せば2000万円が自分の手元から出ていっていることになりますよね。
ところが、その差をなるべく詰めることを意識していれば、
同じ10台乗り替えたとしても、500万円しか使わずに
すませることも可能なのです。
4分の1の金額です。
下取りに出すときのことまで考えて車選びをする
という人は少ないように思います。しかし、それをやるかどうかで、
一生に使う車代が1000万円~2000万円も変わってきてしまう。
しかも、高い買い物というのは車に限らず、
家だとか時計だとか、まだまだたくさんあるわけです。
それぞれのジャンルで1000万円ずつ差がつけば、
一生で「億」というお金の差がついてもおかしくはありません。
同じようにお金を使っているように見えて、
お金が手元に残る人と残らない人の違いは、
ここにあるのです。
マネーゲーマーという生き方」では、日常生活の中から考えられる投資手法の考え方を、ビジネス、不動産、マーケット(相場)に当てはめ「お金を手元に残す仕組み」を多数ご紹介しています。
私にとっては、維新流トレードの著者がFXのみならず、どのようにして収益を上げているのかを知る良いきっかけとなりました。良い手法は勉強して盗んでしまいましょう。( ´艸`)
公式ページはこちら→http://directlink.jp/tracking/af/1493586/hE1t41zj/
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