2020年末に再燃したビットコインの上昇。
この上昇を見て、これまで息をひそめていたビットコインホルダーたちが息を吹き返しました。
某インフルエンサーの中には、投資家になる!とまるで海賊王になる宣言をしてしまう方もいたほど今回の上昇のインパクトは大きかったです。
その上昇の原因となったのはイーロンマスク氏の発言からでして、また一度上がったビットコインが暴落してしまったのも彼の発言からでした。
このように、海外の大富豪の影響力をもろにうけてしまうビットコインではありますが、実はテクニカル分析で今回の上昇から暴落までをぴたりとあててしまった手法があったというのが今回のテーマです。
早速ですがチャートをご覧ください。
BTC/USDの週足チャートになります。
Twitter上でインフルエンサーたちが根拠のないロング、ショートを繰り返す中、週足であれば、なんと週に1回のチャートチェックで今回の荒波を全て利益に変えてしまうことができたという話になります。
まずパターン2と書かれているところですが、水平線をブレイクしボリンジャーバンドが広がりはじめたあたりからのロングとなります。
そこから長く長くパターン1発生地点まで保有することができ、緑矢印で利益確定となります。
そしてさらに、パターン1の発生地点から青〇のところまでは、ショートできれいに利益にしています。
(一度かなり上まで戻されていますが、損切りポイントではありません。)
鹿子木式が、今回の下落の下げ幅をもぴたりとあててしまいました。
手法提案者の鹿子木健氏のツイートです。
先出しです。
ビットコイン、勝ちパターン1(売り)発生後、しっかり下落しています。非常に良い形。#鹿子木式 #勝ちパターン1 https://t.co/bMvSma3OSI pic.twitter.com/mRw461wIgn
— 鹿子木 健(かなこぎ けん) (@kanakogiken) May 18, 2021
鹿子木式10の勝ちパターンですが、本来は為替取引で使用されます。
しかしながら、日経平均からBTC、さらには株式、コモディティ、金までもがボリンジャーバンドひとつでトレードできてしまいます。
チャートを制する者は相場を制すとはよく言ったものです。
今回のイーロンマスク氏の発言はBTCの相場を大きく動かしたのは事実ですが、短期目線ではなく週足などの長期目線で相場の動きについていくだけという手法が今回一番得をする形となったのは間違いありません。
多くのトレーダーがBTCの相場に振り回される中、涼しい顔でトレードする人がいたのも事実ということでしょうね。