今回はこちらの書籍、なぜ鹿子木式は銀行預金より安全で、不動産投資より稼ぐのか?に学ぶ投資のスタンスとは?を読んでみましたのでそのご感想をお伝えしていきます。
タイトルの長いこの本ですが、書籍によると、、
FXが銀行預金より安全
不動産投資より稼げると言っています。
これは釣りサブのタイトル???そう思われてもしょうがないでしょう。
まあ、不動産投資より稼げるというのは事実かもしれませんが、(一部の人限定です)
銀行預金より安全という点に関しては、異議ありと思われるかもしれません。
当然ながら異議ありです。私も。
そもそも銀行に預けるほうが資金は減りませんよね。何いっているんだろう。この人。これが最初の感想です。
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この書籍で学べることとは?
FXが銀行預金より安全で、不動産投資より稼ぐという、だれが見てもそんなはずはないと思っていることをタイトルにした、鹿子木健氏。
この書籍で学べるのは、著者が推奨する1つの勝ちパターンと、FX投資に対する考え方や資金管理です。
FXを書籍で学ぶという点では、実は私はあまり経験のないことでした。皆さんどうですか?意外とネットでしか手法を購入していないのでは?
情報商材を含め、巷で流行るfx商材というのはおそらく短期売買を中心としたFX取引手法です。
人気があるのは、派手に飾った獲得金額、札束、勝率などその手法で得たお金そのものを前面にだしたもの。
人生を変えてみませんか?これであなたも億り人です。を合言葉に煽る煽る煽る。。。。
情報商材は、この手法で1か月これぐらい稼いだということを前面に押し出してあります。
もちろん、商品を売るということに関しては、これだけ楽に大きく稼いだというものを前面に出さないと商品として売れないという事情はわかります。
しかし、その煽りセールスレターに慣れ親しんだ私たちは、一度でいいのでこのような良書に出会う必要があるのではないかと思います。
基本的にネット情報は、うさんくさいものが多く、書籍は若干まとも。。。
私のイメージはこうです。
この書籍でどれくらい稼げるのか?
鹿子木氏はこう語ります。
300万円の証拠金で、1年間に100回取引し、最大許容損失を.025パーセント
つまり1回のトレードでの損失は7500円まで。
1回の利益はその倍の15000円です。
リスクリワード比率を、損失1に対して利益が2にできた場合、年間期待利益額は48万7500円です。
投資額に対する利益率である利回りは、16.25パーセントです。
平均的な不動産投資よりずっと優秀です。東京の新築物件の場合実質利回り4パーセント前後だといわれています。不動産は物件価格が年々減価していきますが、FXの場合は減価していくことはありません。
と語ります。
これに対して意見を述べると、このルールがまもれたら。。。という前提ですがこれは素晴らし成績です。
fxをはじめようと思う方は、トレーダーとはカズマックスなどに代表される大金持ち、大富豪をイメージされると思います。
しかし、鹿子木氏の提唱するfxトレーダーの姿は少々違うものです。
攻撃力の高いfxを堅実な武器に変える。そんなイメージすらあります。
鹿子木氏のいわゆる勝ちパターンは全部で10通りあるのですが、本著ではその中の1つを紹介しています。
本人の勝率は驚きの74パーセント。初心者でも平均60パーセントは難しくないと言います。
ここに関しては、まあ状況にもよりますが6割とみて良いかと思います。
なぜ銀行預金よりFXの方が安全なのか?
また前半に、銀行預金より安全ということに関して述べていますが、これは、、、、
条件付きで安全として良いのかな。。と思います。
それは、1回の取引につき最大許容損失1%に抑え、勝率55パーセント以上であれば、投資額全てを失うという確率がほぼゼロという意味のようです。
やや条件がつきすぎのような気もしますが、要はリスクを抑えたトレードを一定の勝率のもとに行い続けると、元本がゼロには決してならないと言っているのです。
銀行預金より安全という表現は、1円も減らないという意味に私たちは捉えがちですから、この表現はいささか違うかもしれませんね。
やはりタイトルは大げさではあります。意味あいとしてはぎりぎりOK。
ですが、信託保全(金融機関の破綻の際に資金が守られること)に関していえば、銀行は1000万円まで。FX口座(日本の登録会社は全額保全。この意味では銀行口座より安全ということがいえそうですね。
FXの手法を求めて購入した人は驚くかもしれません
この本では、手法はもちろんですが、投資資金の運用の方法が何度も何度もでてきます。
ハイレバレッジを使ったハイリスクトレードを行い、一晩で数十万円稼ぐといった考えではなく、徹底したリスク管理、そして勝率の安定している勝ちパターンを用いてFXトレードを行う。
それがFX投資の行きつくところではないかと思うようになりました。
鹿子木氏の勝ちパターンは、この本に掲載されているもの以外にあと9パターンほどあります。
それらは、FX MISSION ZEROという商材で別売りというところとなっていますが、今皆さんや私が取り組んでいる手法も、取引履歴を分析していけば、勝率やリスクリワードははじき出せるはずです。
今お持ちの教材でも勝ちパターンは必ずありますので、まずは手法の分析をし、鹿子木氏の提案するトレードの理論にあてはめてみてはいかがでしょうか?
短い期間では、勝率60パーセント、リスクリワード1対2は物足りなく感じるかもしれませんが、その手法は今私が欲しがるまさにお宝パターンです。大事にしてあげてください。
FXの書籍は多数ありますが、本書は良書といえそうです。
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