プログラミング

PythonとVBAを学んだ投資データかじり虫さんの考える必須スキルとは?

投資データかじり虫さんをご存知でしょうか?

投資をプログラミングと結び付け、トレーダーとしてもプログラマーとして活躍しているyoutuberです。youtuberというよりもすでに取り組んでいる活動を皆さんに共有しているという感じがしますが、いったいどんなやり方をされているのか興味を持ちましたのでご紹介いたします。

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通常、投資をプログラミングで行う場合、私が想像するのは、MQL4を使用したfxの自動売買だったのですが、今回は少々違うようです。

今回は、データかじり虫さんのこちらの動画で述べられていることを中心にまとめた記事となりますのでご了承くださいませ。

 

投資×Python×VBAを学んだデータかじり虫さんのプログラミング勉強方法をご紹介します。

 

1年か2年プログラミング学習を継続すると世界は根こそぎ変わる。

最初の宣言はこの言葉でした。

 

データかじり虫さんの経歴

かじり虫さんは、元公務員です。現在は金融とレーダーとして主に日本株を投資対象としています。(その他、外国株、リート、fxなど)

文系出身でプログラミングどころか、エクセルすら扱えなかった彼はどのようにプログラミングを習得したのか解説していきたいと思います。

※動画ではあたかも誰でも努力と継続で達成可能。自分は凡人と言っておられますが、実際のところ彼は大学時代は学者になろうと思っていたといいます。基本スペックは通常の方より高いと思って良いかと思います。

 

スキル:プログラミング、統計解析、ファイナンスを武器としています。

データかじり虫さんは、普段はPythonというプログラミングという言語を書き、利益が出る運用モデルを作成して実践しています。

 

プログラミング歴

Excel VBAが6年
Pythonは3年です。

Excel VBA例えると、総合格闘技でいえばパンチだけ

Pythonを学び総合格闘技の蹴りや寝技を覚えたこととなります。

 

彼はPythonを2年学習すると何でも作れるといいます。

物覚えの悪い彼は、自分の作ったものが自動で動くことに面白さを感じ、継続していたらなんでも作れるようになったということです。

実はプログラミング言語は1週間で使えるようになります。しかし先ほどの例えで出したように総合格闘技に例えると、プログラミング言語以外にもマスターすることがたくさんあるとのこと。つまり、他の学習も欠かせないということになります。

 

2年もの勉強時間が必要なのは、プログラミング言語だけの知識だけでなく、周辺の知識をマスターして使いこなすのに2年間かかるということです。(1000から2000時間)

1日3時間勉強すると1年間で(334日/365日)1000時間ですね。

 

プログラミングをマスターすると変わる点

記憶力のいらない人生が過ごせる→つまり、自分のやってきたこと、取り組みをテキスト情報として残せる。

また、一度作ったものを使いまわせることができる。

これにより、記憶力や自頭の良さがなくともハードディスクの中に自分の城を築くことができる。

 

プログラミングの世界はコツコツ楽しむことのできる人間が成果を残すことができる。

 

プログラミングを使ってトレードをする人には主に4タイプの方たちがいます。

1 エンジニア

2 数理系の出身者(大学時代にC言語やR言語を学び、データサイエンスを学習済み)投資で成果を出しやすい

3 公務員(時間とお金がそこそこあり、最低限のエクセルスキルを持つ)副業禁止のため資産運用という形で投資を行う

4 心理学、精神医学者

パチンコトレーダー 坂本たくま氏など

※著者が畑違いのプログラミングを学んだ理由は、心理学のアンケート調査にて統計学を使用することが多いため。心理学を勉強する方は統計学を勉強する必要があり、トレードやデータサイエンスの分野に心理学専攻者がいることが多いのである。

トレードと心理学、精神医学は畑違いのようで共通点もある

 

まとめると、投資の世界にはお金、時間、技術を一定以上もっていると参入しやすい業界といえる。

 

必要なスキル

資産クラス別ファイナンスの知識が必要です。利益を出すために一番中重要なことです。

 

1 統計学、データサイエンスの知識

2 最近はやりのAIやディープラーニング

というよりも、基本的な知識、また自分の手で分析ができるかが大事

3 エクセル、プログラミング知識

知識0からPythonを勉強する人も多いが、技術的なことはエクセルでほとんどできます。

 

例えば、資産億越えした、イベントトレードを紹介した夕凪さんは、元エンジニアです。

『スタバ株は1月に買え』夕凪

投資にプログラミングは使用せず、分析はエクセルで済ませる。高度なプログラミング無しで稼いだ実績あり。

以上の点から、必要な知識としてファイナンスや分析する力が大事といえます。

 

必要スキルの勉強にかける時間配分

ファイナンス 6

データサイエンス 3

プログラミング 1

 

ここは意外でしたぁ。。。。この比率は重要。

世の中に優秀なエンジニアは多いけれども、良い結果を出す人はほんのひとにぎり。

必要とされるスキルを理解していないため、勝ち組となれない。

プログラミングやデータサイエンスの知識で勝ちに行こうとしても、勝ち抜けることは難しい。

 

分析に使うプログラミング言語の紹介

Excel VBA

投資に必要な分析は、エクセルとエクセルにくっついているエクセルVBAでほとんどできてします。

VBAのすごいことは、環境を作る必要がない点である。プログラミングは環境づくりが簡単である。しかも計算処理のプログラムを書く必要がない。エクセルには組み込みの関数が用意されている。

ファイルの開け閉め

ループ

条件分岐

コピペ

の4つが書くことができれば、ハードな演算処理もこなせる。この学習コストの低さがエクセルの最大のメリットといえます。

 

Python

最近のPython人気は非常に高く、人気の理由はエンジニアの方が好むからです。

 

R

R言語も面白いですが、情報量がPythonに比較すると少ない。

 

Rubyその他

 

Pythonが日本で流行したのは、ここ5年ほどです。

 

データ分析において、パイソンやRの方が環境は整っています。

 

プログラミングを活用したトレードの世界を知りたい方へ本屋人物のご紹介

 

まず書籍を紹介する前に、おすすめ出版会社はパンローリング社となります。

 

データ分析をベースとした投資本が多い。理由は初期メンバーは皆トレーダーでありデータ分析をベースとしたトレードをしていたから。

マーケットの魔術師など出版しています。

 

でーたかじり虫さんのおすすめ書籍

 

『入門 株のシステムトレード』斉藤正章

オーソドックスなシステムトレード手法が紹介されています。

 

『スタバ株は1月に買え』夕凪

※スターバックス自体は日本に上場していません。あくまでイベント投資とはどのようなものか。。といったことを学ぶ視点でお読みください。

 

『パチンコトレーダー』坂本タクマ

Rubyを使ったシステムトレード

 

『億を稼ぐトレーダーたち』

投資家やトレーダーへのインタビューをまとめている書籍

 

小説 リスクテイカー

 

投資データかじり虫さんの勉強方法まとめ

以上、システムトレードを行う投資データかじり虫さんの、プログラミングとトレードで稼ぐ勉強法のまとめでした。私の感想としては、もう少し難解なプログラミングの話がでてくるのかと思いました。しかしながら、実際に必要なのはファイナンスつまり投資の知識であり、エクセルやプログラミングはおまけのような感じでしたね。

これであれば、既に勉強している方にとっては入り口が広く感じられたのではないでしょうか?とはいえ、Python習得には最低でも1年以上は覚悟しなければなりません。簡単な道のりではないことは確かです。

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